酒代を計算したら8年半で220万円。毎晩飲んでいた43歳の記録

ライフスタイル

覚えている分だけの、20年の飲酒歴

僕は20歳から酒を飲んでいます。
43歳の今まで、20年以上です。
2026年5月25日から減酒に取り組んでいるので、毎晩飲む生活はもう終わりました。
以前、毎晩のハイボール4本のカロリーを計算した記事を書きました。
書きながら思ったのは、これだけのカロリーを得るために、どれだけのお金がかかっていたんだろう、ということです。
今回は、分かる範囲でお酒を購入した金額を計算していきたいと思います。
絶対に人よりはお金をかけている自信はありますが、ある程度具体的に認識してみたいと思い立ちました。

とりあえずAmazonの購入履歴をさかのぼりました。
出てきたのは、サントリーの業務用の角5リットルが4本で31,250円、サントリーの角ハイボール缶500mlが48本で12,118円。
Amazonで購入していた部分については、数字は残っていました。
まぁ、毎回Amazonで買っていたわけではありませんが、飲み方は変わっていないので、おおよそで金額計算をしていきます。
ただ、具体的な金額の記録が残っていたのはその2つだけです。
僕がはっきり思い出せるのは、入社して5年目くらいまでの金麦、結婚する少し前の業務用ウイスキー、結婚してからの缶ハイボール。
この3つで約8年半です。

残りの11年以上は、何を飲んでいたかは覚えていても、いくら払っていたかが出てきません。
ストロングゼロだったり、鏡月だったり、イオンのプライベートブランドビール(バーリアル、すっごい好きでした)だったりと、色々とほぼ毎日飲んでいましたが、思い出せないので、わかっている範囲から予測したいと思います。

この記事は、節約のために酒をやめましょうというものではありません。
自分が20年飲み続けるために支払ったお金を把握してみたので、ただ共有しようというものです。
(コストはお金だけではないと思いますけどね)

入社5年目まで、毎晩の金麦6本時代

ここからは、思い出せる3つの時代を順番に計算していきます。

まずは金麦です。
2007年から2010年くらいまで、だいたい3年間。
会社に入って5年目くらいまでの僕は、毎晩これを飲んでいました。
500mlの缶を、1日6本です。
最初はバラで買っていましたが、ほどなく6缶パックに切り替わりました。
そのほうが安いですし、何より買いに行く回数が減ります。
冷蔵庫に入れるのは、その日に飲むぶんだけ。
僕は最初の1本だけ冷えていればいい人間なので、それで足りていました。

当時の6缶パックの価格を調べたら、848円でした。
1本あたり141円ですね。
そして、6缶パック1つが、そのまま1日分でした。
つまり1日848円です。
パックを1つ買って、その日のうちに空ける生活ですね。
これを3年続けると、こうなります。

848円 × 365日 × 3年 = 928,560円

約93万円です。

先に書いておくと、6本というのは多めに見た数字です。
3年間、毎日きっちり6本だったわけではありません。
翌日に1本持ち越すこともありました。
ただ、そういう日があっても、週末で取り返していたように思います。
なので6本を、僕のマックスとして計算しました。

結婚直前、角5Lの自作ハイボール時代

次は、業務用のウイスキーです。
2019年から2021年、2年ほど続きました。
結婚する少し前の時期です。
買っていたのは、サントリーの角の5リットル。
飲食店で使うようなペットボトルで、ポンプを挿して使っていました。
これをソーダストリームで作った炭酸水で割って、自作のハイボールにしていたわけです。

Amazonの履歴に残っていたのが、この時代の数字でした。
4本で31,250円です。

31,250円 ÷ 4本 = 7,812円/本

1本7,812円ですね。
このボトルを、月に2本空けていました。

7,812円 × 2本 = 15,624円/月
15,624円 × 24ヶ月 = 374,976円

2年の合計額は、約37万円ですね。
金麦の3年で93万円と比べると、ずいぶん安く見えます。

1日あたりで割ってみると、理由がはっきりしました。

7,812円 ÷ 5,000ml = 1.56円/ml

原液1mlが1.56円になります。
当時の僕は、1日に300mlちょっとを流し込んでいました。

310ml × 1.56円 = 約484円/日

1日あたり484円でした。
毎晩6本の金麦が848円だったので、その6割くらいです。
ちなみに、16日で5リットルを空けていた記録は写真で残っていました。
その話は、別の記事に書いています。
業務用の原液で買うと、やっぱりお得に飲めましたね。

結婚後、缶ハイボールを毎日3本時代

3つめは、缶のハイボールです。
2023年から、減酒を始めた2026年5月25日まで。
3年5ヶ月ほど続きました。
飲んでいたのはサントリーの角ハイボール缶の500mlで、これもAmazonの履歴が残っていました。
48本で12,118円です。

12,118円 ÷ 48本 = 252円/本

計算してみると、缶ハイボールは1本252円になりました。

缶に切り替えたとき、僕は割高になったと思っていたんです。
前は原液を業務用で買っていたので、1杯あたりはもっと安かったはずだ、と。
せっかくなので、そこも計算してみます。
自作していた頃は16日で5リットルだったので、1日5杯くらい飲んでいた計算になります。
ポンプ2プッシュぶんの60mlで割っていたので、ウイスキーの原液だけなら1杯94円です。

1.56円/ml × 60ml = 約94円/杯

これに割材の炭酸水が乗ります。
当時はソーダストリームで作っていて、1日あたり171円でした。
その計算は、別の記事に書いています。
1日5杯で割ると、1杯あたり34円ですね。

94円 + 34円 = 約128円/杯

自作ハイボールは、1杯128円でした。
缶が252円なので、ほぼ2倍です。
割高になったと思っていた直感は、正しかったわけですね。
それでも缶に変えたのは、濃さが一定になるからです。
自分で作ると、その日の気分でどんどん濃くなったりします。
2.5プッシュとかね。
あとは、ポンプの刺さった業務用ボトルの見た目が悪すぎて、妻に見せられないと判断したのもありました。
倍払って、飲み過ぎ防止と見た目を買った、ということだと思います。

さて、缶の時代の本数は、時期によって違います。
2023年から2026年の1月までは、だいたい毎日3本でした。

252円 × 3本 × 1,095日 = 827,820円

3年ぶんで、約83万円です。
そして2026年の2月あたりから、本数が増えました。
土日と週2回の出社日は4本、残りの3日は3本で、週にならすと25本です。

252円 × 25本 × 16週 = 100,800円

減酒を始める5月25日までの約4ヶ月で、約10万円かかっていました。
増えた理由は、特にないんですよね。
仕事でストレスがあったわけでもありません。
妻に2杯までと言われていたのを隠れて3本飲んでいて、それがエスカレートしたのが、たまたまこの時期だったということだと思います。

827,820円 + 100,800円 = 928,620円

缶ハイボール時代の3年5ヶ月で、合計は約93万円になりました。
ここで、あれっと思ったんです。
金麦の3年間は、928,560円でした。
缶ハイボールの3年5ヶ月は、928,620円。
その差、60円です。
飲んでいたものも、続いた期間も、1日の本数も違います。
それなのに、払った額がほぼ完全に一致しました。

記録のある8年半で220万円

ここまでで計算した、飲み方が定まっていて飲み方を覚えていた時期のお酒の購入金額を並べてみます。

金麦時代(2007〜2010・3年) 928,560円
自作ハイボール時代(2019〜2021・2年) 374,976円
缶ハイボール時代(2023〜2026・3年5ヶ月) 928,620円
合計 2,232,156円

合計で、約220万円でした。
この金額が、僕が割と正確な実額として出せる金額です。
8年半ぶんなので、1年あたりに直してみます。

2,232,156円 ÷ 8.5年 ≒ 263,000円/年

1年で約26万円、月にすると2万2千円くらいですね。
こうして見ると、そんなものか、という気もします。
毎晩飲んでいる人なら、月に2万円台は驚く金額ではないと思います。

ただ、1回で220万円払えと言われたら、絶対に払いません。
でも月2万円なら、趣味の範囲って考えたら払えてしまうんですよね。
そうやって払い続けた結果が、この金額です。
しかも、これは8年半ぶんでしかありません。
僕の飲酒歴は20年以上あるので、半分も計算できていないんです。
残りの11年以上は、ストロングゼロや鏡月や、イオンのプライベートブランドビールのバーリアルを飲んでいた時期になります。
バーリアルは本当に好きで、仕事終わりにわざわざバイクで買いに行っていました。
蒸留酒に切り替えてからは、近くのセブンイレブンでレモン炭酸水をよく買い占めていました。
毎晩あの量を買っていくので、店員さんの間では絶対にあだ名がついていたと思います。
レモン炭酸水おじさん、とかでしょうね。
何を飲んでいたかは覚えているのに、いくら払っていたかが出てきません。
ただ、飲み方が大きく変わったわけではないので、似たような金額を払っていたはずです。
割材だけで1日700円以上かかっていた時期もあります。
似たような金額どころか、もっと払っていた可能性のほうが高いですね。
単純に倍だとすると、440万円くらいでしょうか。

この440万円って何と同じくらいの金額だろうと考えたところ、ニュースなどからすぐに思い当たりました。
国税庁の調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円だそうです。
(出典:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」)
20年かけて、平均年収1年分くらいを飲んでいたことになります。
働いて稼いだ1年ぶんを、そのまま飲んで消した計算です。
さすがにこれは、そんなものか、とは言えません。
ちょっとというか、かなりもったいないと、ぞっとしてしまいました。

減酒してからの、外食1回の酒代

ここまでは、家で飲んでいた頃の話です。
減酒を始めてからは、家で飲まなくなりました。
そのかわり、記念日やたまの外食では飲んでいいことにしています。
つまり今の僕の酒代は、外食のときにしか発生しません。
ちょうど手元に、比べられるレシートが2枚ありました。
どちらも夫婦2人でスシローに行ったときのものです。
1枚は、僕が飲んだ日。
もう1枚は、飲まなかった日です。

まず、飲んだ日のレシートです。
合計は6,720円でした。
内訳を見ると、こうなっています。

生ビール 640円 × 2杯 = 1,280円
ハイボール 430円 × 1杯 = 430円
酒類の合計 = 1,710円

食事のぶんは、差し引き約5,010円ですね。
次に、飲まなかった日のレシートです。
こちらの合計は5,020円でした。
頼んだ飲み物は、ノンアルコールビールが450円で1杯だけです。
食事のぶんは、約4,570円になります。
食べたものの量は、ほとんど変わりません。
飲んだ日が25点で、飲まなかった日が27点。
むしろ飲まなかった日のほうが、1皿多く食べていました。
それでも会計は、1,700円違います。
差の正体は、ほぼ全部お酒でした。

このレシートで、もうひとつ気づいたことがあります。
生ビールが2杯あるのは、僕だけが飲んでいるわけではないからです。
僕が飲むと、妻も1杯くらいは付き合って飲んでくれるんですよね。
つまり僕が1杯頼むと、テーブルには2杯ぶんの金額が乗ります。
自分の杯数×単価で計算していたつもりが、実際は夫婦の杯数×単価でした。
家で1人で飲んでいた頃の計算には、この視点がありません。
外で飲むときの酒代は、思っていたより増えやすいということですね。

そしてもうひとつ、2枚のレシートを並べて笑ってしまった数字があります。
飲んだ日のハイボールが430円。
飲まなかった日のノンアルコールビールが450円。
ノンアルのほうが、20円高いんですよね。
我慢して飲まないほうが、お金がかかる。
気づかなきゃよかったですw

家で飲まなくなった今のコスト

では、いまの酒代はいくらなのか。

家で飲まなくなったので、ほとんどゼロです。
家では飲まない、外食のときだけ飲んでいい。
自分でそう決めました。
そのルールの話は、別の記事に書いています。

減酒を始めて3ヶ月のあいだに、このルールを使ったのは5回でした。
月に2回いかないくらいですね。
そして今現在ですが、夏の旅行以来、ここ数週間は飲めていません。
飲まなかったのではなく、飲めていません。
外食のときだけ、という縛りを自分で作ってしまったからです。

先日は両親とフレンチのランチに行く機会がありました。
僕は実家でも妻の実家でも飲むキャラを獲得しているので、当然ここでも飲むつもりでいたんです。
ところが両親が飲まない選択をしたので、僕だけ頼むわけにもいかず、そのまま終わりました。
正直、これを書いている今もすごく飲みたい気分です。
でも家では飲まないと決めたので、飲めません。
酒代がほとんどかからなくなったのは、この縛りのおかげです。
我ながら、よくやっているなと思います。

では、実際にいくら変わったのか。
缶ハイボール時代は1日3本で756円でした。

756円 × 30日 = 22,680円/月

月に2万2千円ちょっと、年間で27万円ほどですね。
これを書いていて、ちょっと焦りました。
2ヶ月で2万円くらいだろうと思っていたんです。
1ヶ月で2万円でした。
総額220万円と言われるより、こっちのほうが効きますね。

まとめ

20年以上飲んできて、計算できたのは8年半ぶんでした。
その8年半で、約220万円。
飲み方が変わっていないので単純に倍とすると、20年で440万円くらいになります。
平均年収の1年分です。
ただ、僕が本当に焦ったのは440万円ではありませんでした。
1ヶ月2万2千円という数字のほうです。
総額は大きすぎて、自分の財布とつながりません。
でも月2万円なら、毎月の支払いとして実感があります。
趣味の範囲だと思って、20年払い続けていたわけです。
ずいぶんと高級な趣味でしたw

この記事を書きながら、ひとつ気づいたことがあります。
飲まなくなって浮いたのは、お金だけではありませんでした。
原液を買いに行って、炭酸水を作って、氷を用意して、缶のゴミを出す。
その手間も、全部なくなっています。
見えているコストだけでなく、見えないコストも結構かかっていそうだな、と思いました。

もし今、毎晩飲んでいる方がいたら、1日分だけ計算してみてください。
そして月額に直してみてください。
そしたら、年額も見えてくるでしょう……。
やめましょう、という話をしたいわけではありません。
量を減らすのも、安いものに置き換えるのも、そのまま続けるのだってOKです。
ただ、知らずに使っているのと、知ったうえで使っているのは違うと思うんですよね。

趣味と言うなら、違う使い道だってありそうですよね。
ジム通いだってできそうです。
僕だったら、少し減らしてヒゲ脱毛をおすすめしたいです。
僕の脱毛は4年で21回通って、この記事に出した酒代の1年分よりも安く済みました。
かかった費用と、シェーバー代との比較は、別の記事に書きました。

僕は知らないまま、20年払い続けていました。
妻に褒められる旦那は、見たくなかった真実を詳らかにします。

※本記事は個人の体験記録です。体調に不安のある方は医療機関にご相談ください。

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