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150-100が出ても、僕は見なかったことにしていました
僕は現在43歳なんですが、去年の秋ごろ、家で測った血圧計に150-100という数字が出ていました。
上が150で下が100、別の日には158-84という数字も記録に残っています。
そもそも僕が血圧計を買ったのは、血圧は測るタイミングによって悪い数字が出るもので、毎朝同じ条件で測ればもっと落ち着いた値になるはずだ、という話をどこかで読んだからでした。
ところが実際に毎朝同じタイミングで測ってみても、数字は一向に安定せず、いろいろな悪い値ばかりが出てきました。
びっくりです。
思ってたんとちがーう!と思いました。
つまり僕は、条件を整えた上で悪い数字を突きつけられていたわけです。
ただ、このような数値を見ても、お医者さんに行っても様子見とか言われるんだろうな、と勝手に予想して、特に受診などはしませんでした。
次に健康診断で引っかかったら受診すればいいか、くらいの気持ちです。
正常性バイアス全開です。
そんな僕ですが、5月25日から減酒を始めまして、先日、病院に置いてある血圧計で測ったら119-78という数字が出ました。
今回の記事では、その間に僕の血圧がどう動いたのかを、写真に残っている実測値だけを使って書いていきます。
先に断っておくと、これは「酒をやめれば血圧が下がりますよ」という話ではなくて、僕の場合は、減酒をしたら血圧が変化した、というだけの記録を紹介します。
健康診断の記録を見たら、3年前から悪くなっていました
そもそも、なぜ血圧計を買ったのかという話をします。
今回この記事を書くにあたって健康診断の記録を見返したのですが、僕の血圧が悪くなったのは去年からではなく、3年前からでした。
2022年の健診では123-80で、体重は70.0kgです。
それが2023年の健診では138-94まで上がっていて、このとき体重は76.2kgになっていました。
1年で6kgちょっと増えて、血圧も一緒に跳ね上がったわけです。
そして2024年が133-92で77.0kg、2025年が130-90で77.1kgと、体重も血圧もそのまま高いところで止まっています。
つまり僕は、3年ものあいだ「上が130台、下が90台」という結果を毎年受け取り続けていたことになります。
去年の健診でようやく血圧計を買う気になったのは、この数字がいつまでも良くならなかったからでした。
とはいえ、当時の僕はまだ楽観的だったと思います。
健診のときは緊張しているから高く出るだけで、家で安静にして測ればきっといい値が出るはずだ、と。
自分でいい値を出して、安心したかったんです。
血圧なら、病院に行かなくてもその場で結果がわかりますからね。
家で測ったら、こんな数字が並びました
では、実際に家で測るとどうだったのか。
写真が残っているものを、そのまま出します。

まず149-97です。
健診では130-90だったので、家のほうが上も下も高く出ました。
安静にして測ればいい値が出るはず、という僕の期待は、初日から裏切られています。

次が150-100です。
上が150に乗って、下は大台の100です。
さすがにこの数字が出たときは、え〜、とドン引きしました。

そしてこれが158-84で、上の血圧はこれが一番高い記録です。
このときは血圧計に「姿勢」のマークが出ていたので、姿勢が悪かったのかと思って測り直しました。
結果は、ほとんど変わりません。
がっかりです。
姿勢マークが出るたびに、最初のうちは測り直していました。
でも、だいたいの傾向として高いことがわかってからは、再測定することもしなくなっていきました。
この3枚を並べて改めて思うのですが、どれを見ても良い数字がひとつもありません。
しかもこれ、毎朝の測定です。
当時の僕は前の晩に必ずハイボールを飲んでいたので(多い日は4本)、毎朝ほぼ二日酔いのような状態で血圧を測っていたことになります。
そんな状態で、ろくな数字が出るわけもなかったのかもしれません。
毎朝の測定は、2週間でやめました
そんな調子で毎朝測っていたのですが、この習慣が続いたのは2週間ほどでした。
理由はふたつあります。
ひとつは、さっき書いたとおり、測っても測っても変わり映えのしない悪い数字しか出てこなかったからです。
一縷の望みをつないで家庭用の血圧計に頼ったのに、出てくるのは同じような数字ばかりでした。
もうわかったからいいかな〜、てなもんです。
しかも、それを見たところで僕は病院に行くつもりもありません。
だんだん、何のために測っているのかわからなくなってきました。
もうひとつの理由は、妻から血圧計が邪魔だと言われたことです。
これは完全に妻が正しくて、僕が使っていたのは腕を通すタイプの大きな血圧計なので、リビングに置いておくとそれなりに場所を取ります。
測定もしなくなって、ただ置いてあるだけですからね。
ご飯のときには別のサイドテーブルに移したりしていたのですが、移した先でもやっぱり邪魔でした。
毎朝いい数字が出て、それを妻に見せられるような展開だったなら、僕もまだ粘ったかもしれません。
でも実際に出てくるのは、見せたくもない数字ばかりです。
こうして血圧計はクローゼットの肥やしになり、僕は自分の血圧のことをまた考えなくなりました。
そして5月25日から、減酒を始めました
血圧のことを忘れたまま冬が過ぎて、今年の5月25日、僕は減酒を始めました。
きっかけは血圧ではなく、その日の未明に胸が苦しくなったことです。
このあたりの経緯は別の記事に詳しく書いているので、ここでは省略します。
禁酒1週間目のつらさは体じゃない。「もう自由に飲めない」焦燥感だった
ここで大事なのは、僕が血圧を下げるために酒をやめたわけではない、ということです。
胸が苦しくて怖くなったから酒を減らした、ただそれだけでした。
病院の血圧計で、119-78が出ました
減酒を始めて1ヶ月ほど経ったころ、妻の付き添いで病院に行きました。
僕が診てもらうわけではなく、待っている側です。
その病院では妻が血圧を測るように言われていて、待合室には血圧計が3台並んでいました。
1台空いていたので、僕もなんとなく隣で測ってみました。
深い考えがあったわけではありません。
そこに機械があったから測った、それだけです。

出てきた紙には、119-78と印字されていました。
上が119で、下が78です。
これを見た瞬間、僕はすごく嬉しくなりました。
お! と声が出て、そのまま妻に報告しました。
禁酒の効果が出たよ、と。
去年の健診が130-90で、家で測ったときは150-100です。
そのどちらよりも低い数字が、こうして紙に印字されて出てきました。
ずっと見たかった数字です。
お酒と血圧は関係ないと思い込んでいた僕ですが、関係を疑うだけの結果を受け取ってしまいました。
家で測ったら、125-87でした
病院でいい数字が出たので、久しぶりに家の血圧計を引っぱり出してみました。
長らくクローゼットの肥やしになっていた、不憫な血圧計です。

出てきた数字は、125-87でした。
病院で出た119-78よりは、上も下も高く出ています。
でも、去年の家での記録が150-100だったことを考えると、まったく違う数字が並んでいます。
ここで正直に書いておくと、病院の119-78と家の125-87は、同じ土俵で比べられる数字ではありません。
💡 病院で測る血圧と、家で測る血圧は違うことがあります
厚生労働省のe-ヘルスネットによると、血圧はストレスや身体活動などさまざまな要因で変動するため、診察室で測る血圧と、家庭で測る血圧は必ずしも一致しません。
だからこそ、家庭で血圧を測る習慣が大切だとされています。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「高血圧」)
僕はもともと、家のほうが機械にも部屋にも慣れているぶん、低く出るものだと聞いていました。
でも実際は、去年の健診が130-90だったのに家では150-100が出ていましたし、今回も病院が119-78で家が125-87です。
どちらも家のほうが高く出ているわけで、この差はいったい何なんでしょうね。
つまり血圧というのは、その日その時の状態でけっこう動く数字なのだと思います。
だからこそ、1回だけの数字で一喜一憂しても仕方がないですし、逆に1回だけの良い数字で安心してもいけないな、と僕は思いました。
体重は増えているのに、血圧は下がりました
この記事を書いている7月25日の朝、もう一度家の血圧計で測ってみました。
減酒を始めた5月25日から、ちょうど2ヶ月です。
狙ったわけではないのですが、きれいに2ヶ月のタイミングでした。

出てきた数字は、112-76でした。
去年、同じ血圧計で同じように朝測って、150-100や158-84が出ていた機械です。
同じ機械で、同じ時間帯で、同じ僕が測って、この数字になりました。
そして、ここからが自分でも不思議に思うところなのですが。
同じ日の朝、体重は78.2kgありました。
去年の健診のときの体重は77.1kgで、そのときの血圧は130-90です。
つまり僕は、去年より1kg重くなっているのに、血圧は下がっているわけです。
僕の場合、体重が増えれば血圧も上がる、という単純な話ではなかったみたいです。
もちろん、僕は医者ではないので、なぜこうなったのかを説明することはできません。
減酒のおかげなのか、他の何かが理由なのか、正直わかりません。
ただ、去年の僕と今の僕で、目に見えて変わったことといえば、毎晩4本飲んでいた酒をやめたことくらいです。
ここまで書いてきて思うのは、記録を残しておいてよかったな、ということでした。
150-100という写真が残っていたから、112-76という数字の意味がわかります。
もし測っていなければ、僕は今日の数字を見ても、へえ、で終わっていたはずです。
僕が使っているのはオムロンの上腕式血圧計です。
買ったときのモデル(HEM-1000)はもう売っていないようなので、いま買うなら同じタイプのこちらになります。
巻きつけるタイプならもっと安いものもありますが、僕はズボラなので腕を突っ込むだけのこれにしました。
僕みたいに2週間で挫折しても、機械と写真は残ってくれますからね。
まとめ:3年間見て見ぬふりをしていました
最後に、今回の数字をまとめておきます。
去年の健診が130-90で、そのときの体重は77.1kg。
家で測ると150-100や158-84が出て、僕はその数字を見なかったことにしました。
そして5月25日から減酒を始めて、2ヶ月後の今朝は112-76です。
体重は78.2kgと、去年より1kg増えています。
こうして並べると、けっこうな違いに見えますね。
ただ、繰り返しになりますが、これは僕ひとりの記録です。
酒をやめれば血圧が下がる、という話ではまったくありません。
血圧が上がる原因は人によって違いますし、僕の場合はたまたまこうなった、というだけです。
そして正直に書いておくと、僕はこの3年間、一度も病院に行っていません。
健診で130-90が続いても、家で150-100が出ても、受診しませんでした。
今こうして数字が落ち着いて、なんとなく安心してしまっているのも事実です。
でも、それが正しかったのかどうかは、僕にはわかりません。
⚠️ 気になる数字が続くときは、医療機関にご相談ください
僕は自己判断で3年間放置してしまいましたが、これは褒められたスタンスではありません。
健診で指摘された方や、家庭で高い数字が続いている方は、僕のマネをせず、一度お医者さんに相談してみてください。
酒をやめたら痩せた話は、こちらの記事に書いています。
妻に褒められる旦那は、悪い数字から目をそらしません。最初から。
※本記事は個人の体験記録です。体調に不安のある方は医療機関にご相談ください。

