前回、お見合いの「お店選び」での失敗談を書きました。
でも、お見合いの場で大事なのは、お店選びだけではありません。
むしろ本番のコミュニケーションこそ、相手の印象を決める部分です。
服装、会話、連絡のやり取り、親への対応、関係を進めるための提案。
僕は7年間のお見合いで、どれも一度はやらかしてきました。
これからお見合いに臨む男性が、同じ轍を踏まないように。
僕のコミュニケーションの失敗を、正直にまとめます。
シワシワスーツと汗だくヘアで挑んだ失敗
最初の頃のお見合いは、職場で着ているスーツをそのまま着回していました。
普段使いのスーツなので、当然シワシワです。
ある夏のお見合いの日、準備に余裕がなく遅刻寸前で家を出ました。
ヘアセットもせず、汗だくのまま相談所のお見合いスペースに到着。
入り口で、お見合い直前のタイミングでカウンセラーから身だしなみのことで注意を受けました。
相手への印象を気にしてくださったのだとは思いますが、本番直前にそれを言われるのは、正直いい気はしませんでした。
自分が悪いのはわかっていましたが、若干不貞腐れた記憶があります。
振り返れば、遅刻こそしませんでしたが、ギリギリ到着が多く、毎回バタついた状態でお見合いに臨んでいました。
余裕のなさは表情や態度に出ます。
時間に余裕を持って臨むこと、これも準備のうちです。
しかし、この失敗を経て、僕は綺麗なスーツを準備する方向には進みませんでした。
代わりに、相談所のお見合いスペースでの面談を避けて、外でカジュアルな装いでお見合いするようにシフトしていきました。
スーツが似合わない自分の特性を受け入れて、戦い方を変えた、という形です(詳しくはスーツをやめたら、婚活がうまくいった話に書いています)。
お見合いの正解は、相手に清潔感のある印象を持ってもらうこと。
スーツでもカジュアルでも、自分が自然体でいられる格好を準備しておくこと。
これが基本中の基本だと、後になって気づきました。
会話が続かない地獄、永遠に感じる1時間
お見合いは1時間ほどの長丁場です。
相談所のお見合いでは時間が決まっていて、終了のタイミングでカウンセラーが声をかけにきます。
自分のタイミングで切り上げられないので、何も準備せずに臨むと、永遠に感じる時間になります。
相手への質問は、最低限プロフィールを読み込んで準備しておきましょう。
僕は何度か準備不足のお見合いで、会話が続かず苦労しました。
「早くカウンセラー来て助けてくれないかな」と心の中で念じていた時もあります。
自分の話のネタが少ない男性は、特に準備が必須です。
ただし、聞かれてもいない自分語りはお見合いでは避けるべきです。
基本は相手の話を引き出す姿勢で、自分の話はバランスよく挟む程度がちょうどいいです。
連絡先を知らないまま待ち合わせした話
お見合い前の連絡のやり取りでも、何度かしくじりました。
印象に残っているのは、プライベートの番号を教えたくないという方とのお見合いです。
連絡手段が制限されている中で当日を迎えると、待ち合わせ時点で苦労します。
こちらは大体の服装が決まっていたので、あらかじめわかりやすいように伝えていましたが、お相手の姿がわかりません。
今思うと親の会で写真もなかったのかもしれません。
途方に暮れて、当日の連絡先として教えていただいていたお相手のお母様に、居場所を確認する電話を入れました。
電話のあと、ホテルラウンジでフラフラと辺りを探していると、壁に向かってそれらしい電話をしている女性が目に入りました。
ああ、あの方が今日のお相手か、と。
もう既にちょっと疲れた状態でのお見合いスタートになりました。
連絡先の交換は、お互いが安心して当日を迎えるための大事な準備です。
完全にプライベート番号を伏せるのは構いませんが、当日直接やり取りできる手段は確保しておくべきだと痛感しました。
1週間後、お母様からの電話で叩き起こされた話
親の会経由のお見合いだと、親が直接出てくるケースもあります。
僕の場合、2回目のお見合いから1週間後の朝、相手のお母様からの電話で叩き起こされました。
あるお見合いの初回、待ち合わせ場所に相手のお母様が同伴で来られました。
お見合いに入る前にロビーで3人面談です。
これは想定外でした。
親同伴の挨拶があるとは聞いていたものの、お見合い前の3人面談まで設定されているとは思いませんでした。
ただ、その面談自体はそれなりに和やかに進み、その後の2人でのお見合いも悪くない雰囲気で終わりました。
事件はその後でした。
2回目のお見合いを終えてから1週間ほど経った頃の朝8時頃、知らない番号から電話が鳴ります。
次のお見合いの予定が立たないまま時間が過ぎていたタイミングです。
寝ぼけながら出ると、相手のお母様からでした。
「次はどうするつもりか」というご確認の電話です。
お相手には気になる点がいくつかあったので、お断りの意向を伝える結果になりました。
寝起きで、しかも親に対して、しかも本人ではなく親へ。
精神的にかなり疲れる時間でした。
親の会経由のお見合いでは、こういう親が直接出てくるパターンも発生します。
心の準備はしておいたほうがいいです。
煮え切らない提案で、静かにお断りされた話
これは特に印象に残っている失敗です。
見た目の整った素敵な方と、3回お見合いを重ねていました。
3回目のデートの帰り際、次の関係に進めたい旨を伝えようとしました。
ただ、自分の中でも気になる点が残っていたので、提案がどこか中途半端になってしまいました。
言葉を選びながら、ごにょごにょと曖昧に切り出した形です。
その態度に対して、相手は静かに激怒されました。
お見合いの解消が、その場で決まりました。
今思えば、相手の立場からすると当然の反応です。
真剣にお見合いをしている相手に対して、煮え切らない態度で「次に進めませんか」と言うのは失礼以外の何物でもありませんでした。
僕は中途半端な気持ちで大事な提案をしてしまった。
大事な機会こそ、きちんとシミュレーションをして臨むべきです。
気になる点があるなら、それを乗り越える覚悟を持ってから提案する。
覚悟がないなら、提案しないか、関係を続けない選択をする。
中途半端が一番失礼です。
今となっては、断られて良かったと思っています。
中途半端な気持ちのまま進めていたら、お互いに不幸でした。
まとめ:コミュニケーションは準備で差がつく
7年間のお見合いで、コミュニケーションの失敗も数多くしてきました。
振り返ると、原因はやはり準備不足です。
身だしなみの準備、会話の準備、連絡の準備、親への対応、提案の覚悟。
どれか一つでも欠けると、お見合いはバタついて、いい印象を残せません。
お見合いは短時間勝負です。
1時間程度で、相手に「次も会いたい」と思ってもらえるかが決まります。
その短い時間で実力を発揮するには、準備で差がつきます。
前回のお店選び編も含めて、お見合いは事前準備でほぼ決まると言ってもいいくらいです。
この記事を読んでくださった方が、同じ失敗を避けてくれたら嬉しいです。
その時、僕の7年も無駄ではなかったと、ようやく思えます。
妻に褒められる旦那は、失敗から学び準備するクセを付けました。

