婚活を始めて最初に頭を抱えたのが、服装でした。
「お見合いといえばスーツ」という固定観念はあるものの、そのスーツが曲者で。婚活の場でどんな格好が正解なのか、正直まったくわかりませんでした。
同じ悩みを持っている方、いませんか?僕の失敗談と落としどころを、正直にお伝えします。
婚活の服装、正直スーツは大変だった
婚活を始めたとき、「お見合いといえばスーツ」という固定観念がありました。
でも、いざスーツで臨もうとすると、これが地味に大変でした。
僕の場合、婚活用にスーツを新調することはしませんでした。職場で着ているスーツをそのまま持ち込む、それだけです。
当然、カウンセラーの目は気になります。実際、服装ではなくヘアセットについて小言をもらったこともありました。「身だしなみ、ちゃんとしてますか?」というあの感じ。やる気が削がれましたね、正直。
そしてもう一つ、お見合いパーティーには結局参加しませんでした。理由のひとつは、参加できるような服がなかったこと。もうひとつは、相談所だけでなんとかなると思っていたこと。パーティーは競争が激しそうで、そもそも向いていないとも感じていました。
私が登録した相談所と「親の会」、服装のルールが違いすぎた
僕が婚活で使っていたのは、自分で登録した結婚相談所と、親同士が子どもの縁談を進める「親の会」の2つです。
この2つ、服装に関する空気感がまったく違いました。
相談所経由のお見合いは、基本的にスーツが前提の雰囲気です。ただし、相手の方が相談所以外の場所を希望された場合は、カフェでカジュアルな格好で、というケースもありました。
一方、「親の会」経由の面談は自由度が高い。場所もカフェなど自分で選べることが多く、服装もある程度融通がききます。ただし、相手の方にもカジュアルな格好で来てもらうよう、事前にひと言伝えておく必要はありました。
この「親の会」での面談を重ねるうちに気づいたことがあります。職場で毎日着ているビジネスカジュアルで臨んだほうが、自分がリラックスできる。緊張しがちなお見合いの場で、服装くらいは自分のペースでいたい、という感覚でした。
プロフィール写真はガッチガチにキメた、でも…
相談所に入会するとき、プロフィール写真の撮影がありました。
これはさすがに気合を入れました。相談所のプランを利用して、新宿の美容室でヘアカット、相談所内の一角で衣装をレンタルして、30分ほど写真を撮ってもらい、仕上がりから良いカットを選んでもらうというフルコース。費用は3万円ほど。ヘアカット・衣装レンタル・撮影込みと考えると、まぁ納得感はありました。ちょっとしたモデル気分で、婚活へのモチベーションも上げてくれました。この衣装のせいで余計に普段のスーツ姿に自信がなくなったのも事実です。
なぜかネクタイのプレゼントもついていました。いや、なんでだよ。その分安くしてくれよ、と正直思いましたが。
そうして撮れた写真を見て、ふと気づきました。
スーツじゃないな、と。
レンタルした衣装はスラックス+ジャケットスタイル。いわゆるビジネスカジュアルに近い格好でしたが、プロフィール写真として十分成立していました。むしろ、くたびれた職場スーツで写るより、ずっと自分らしい印象に近い。
この写真がひとつの基準になりました。スーツじゃなくていい。チノパン+ジャケットくらいのカジュアルな格好でも、きちんと見える。そういう感覚が、少しずつ自分の中で固まっていきました。
チノパン+ジャケットに落ち着くまで
カジュアルな格好でお見合いに臨むとなると、次の問題は「何を着るか」です。
たどり着いたのが、ユニクロのチノパンと洋服の青山のジャケットの組み合わせでした。
青山での買い物は、正直ちょっと恥ずかしかった。目立たないように、自分でさっさと選びました。ただ、選んでいて気づいたことがあります。紺色と濃紺の2種類しかない。バリエーションつけろよ、と心の中でツッコみながら、結局2着買いました。
特別おしゃれにこだわったわけではありません。職場で毎日着ているビジネスカジュアルを、そのままお見合いに持ち込んだだけです。
今思えば、それが苦戦の一因だったのかもしれませんが笑。でも当時は、スーツじゃ駄目でも1on1のカジュアルな場ならスタートラインに立てる、そういう感覚でした。
スーツからのギャップ萎えを防ぐという発想
婚活でスーツをやめた理由を改めて考えると、実はマッチング率とは関係がありません。服装を変えたのはマッチングした後、実際にお会いする段階の話です。
ここで気になるのが「ギャップ萎え」です。
プロフィール写真はバッチリ決まっている。でも初回面談でスーツ姿で現れて、2〜3回目にカジュアルな格好で来たら、相手はどう感じるでしょうか。逆もしかりで、毎回スーツで来られても「普段もこんな感じなの?」と思われるかもしれない。
チノパン+ジャケットで最初からお会いすれば、そのギャップは生まれない。普段の自分に近い格好でスタートラインに立てる。1on1のカジュアルな場なら、それで十分通用する。
スーツじゃなければダメという場面もあります。でも全部をスーツで固める必要もない。自分が自然体でいられる格好で、まず相手と会う。それだけのことでした。
まとめ:婚活の服装で大切にしたこと
婚活の服装に、正解はないと思っています。
ただ、僕の場合は「スーツで頑張る」よりも「自分が自然体でいられる格好でスタートラインに立つ」ことを選びました。結果として、チノパン+ジャケットというごく普通のビジネスカジュアルに落ち着きました。
おしゃれに気合を入れたわけでも、服装を研究したわけでもありません。職場の格好をそのまま持ち込んだだけです。それが苦戦の一因だったかもしれないのは、今となっては笑い話ですが。
それでも、無理のない格好で相手と会えたことは、婚活を5年続けられた理由のひとつだったかもしれません。
妻に褒められる旦那は、服装に消耗せず、大事なところで勝負します。

