毎晩ハイボール4本の43歳が減酒した話|6週間で−5kg【体験談】

ライフスタイル

はじめに

僕は今43歳なのですが、ちょっと前まで、毎晩ハイボール500ml缶を4本飲む生活をしていました。

それが今現在、6週間の間にワイン2杯しか飲んでいない状態になっています。
体重は83.4kgから78kg台に落ち、血圧まで改善しました。

先に言っておくと、これは「禁酒に成功した男のキラキラした話」ではありません。
深夜に胸が苦しくなり、病の恐怖から減酒を開始。
減酒期間中も、風呂で髪を洗いながら「もう自由に酒が飲めないのか」と焦燥感に襲われ、それでもなんとか続けている。
そういう、生活が変わりかけている最中の記録です。

僕と同じくらい飲んでいて、「どうせ自分はやめられない」「やめたいとも思わない」と感じているあなたに読んでほしくて書きました。
ついこの前までの僕が、まさにそうだったので。
そして正直、僕も今はたまたま6週間続いているだけで、この先を約束できる立場ではありませんが…。

どれだけ飲んでいたか:僕の飲酒歴

まず、僕がどれくらい飲む人間だったかを正直に書いてみます。

30代前半は、金麦500mlを6本、毎晩。
これをずっと続けていました。
32〜35歳ごろ、尿酸値が気になり始めて、ハイボールに切り替えます。
ウイスキーを瓶で買い、セブンイレブンのレモン強炭酸水で割っていました。
二日酔いで出社することも、少なくなかったです。

その後は、業務用ウイスキーの4リットルボトルを月2本のペースで落ち着きました。
業務用ウイスキーは、お酒を扱う業務スーパーにいかないとお目にかかれない、取っ手付きの巨大なやつです。

割材の炭酸水を作るソーダストリームのガスシリンダーを、当時は週1回のペースで交換していました。
毎晩飲むという同僚でも月1本ほどのシリンダーを、僕はその4倍のペースで空にしていたわけです。
今思うと、とてつもない習慣です。

直近は、ハイボール500ml缶を4本、毎日。
4リットルボトルで作っていた頃は、いくらでも飲めてしまうので、深酒が多かったです。
結婚してからは、深酒して妻に嫌われるわけにはいかないと、既製品の缶に切り替えて本数を減らしました。
でも、結婚生活が長くなるにつれて、だんだん酔いをコントロールしながら量を増やしていき、最終的に毎日4本になりました。

去年の健康診断では、体重77kg、血圧130-90。
恐怖を覚えて家庭用の血圧計を買ったのですが、ひどいときには150-100を記録したこともあります。

5月25日深夜、胸が苦しくて目が覚めた

いつものように飲んで寝た夜でした。

なんだか寝苦しくてもぞもぞしていると、胸焼けというか、どうにも胸が苦しい。
息苦しくて、冷や汗がダラダラと出てきます。
「これは駄目だ」とトイレに行って、落ち着くまでしばらく座り込んでいました。

その後なんとか眠れましたが、「これは本当に危ない」という危機感だけが残りました。

⚠️ 大事なことなので、先に書きます。
僕はこのあと、病院に行っていません。
行かなかった理由も正直に書くと、「アルコール依存症と診断されるのが怖かったから」です。
ただ、深夜の胸の苦しさ・息苦しさ・冷や汗という組み合わせは、本来なら循環器内科を受診すべき症状です。
この記事を読んでいるあなたに同じことが起きたら、僕みたいに「治まったからいいや」にせず、病院に行ってください。
僕も、行ったほうがいいとは今も思っています。

ちょうどその3〜4日前、AIに「夏までに体重を戻したい」と相談して、「飲酒を控えては」という提案をもらっていました。
全然守れていなかったのですが、もう悠長にしている場合じゃない。
その日の晩から、1日目の禁酒が始まりました。

「減酒」は無理。だから「ゼロ+例外許可制」にした

最初は、減量計画についてAIと相談していました。
そこで「お酒を控えては」と言われ、その流れで「減酒」——毎日の量を少しずつ減らす方向で考えていたんです。

でも、あれだけの健康リスクを直近で感じたばかりです。
甘っちょろい「減酒」で済ませようとすると、きっと痛い目を見ると思いました。
それに、自分のことは自分が一番わかっています。
角ハイ4本を「今日は2本にしておこう」ができる人間なら、そもそもこんなことになっていません。
僕に、減酒は無理なんです。

なので、ルールはこう決めました。

原則ゼロ。ご褒美的なイベントのある外食のときだけ、飲むのを許可。
家で飲む習慣そのものをなくそう、という魂胆です。

⚠️ もうひとつ注意です。
僕みたいに連日大量に飲んでいた人が急にやめると、離脱症状が強く出て危険な場合があります。
手の震え、大量の発汗、幻覚などが出たら、我慢せず医療機関へ。
不安がある人は、やめる前に一度お医者さんに相談してから始めてください。

6週間の記録:83.4kg→78kg台、そして血圧も改善

体重は、上のグラフの通りです。
ピークの83.4kgから、6週間で78kg台。
だいたい5kgくらい落ちました。
運動は自重トレ(スクワット・プッシュアップ・グルートブリッジ)を始めたくらいで、食事制限はしていません。
減ったのは、たぶんほぼ「酒の分」です。
つまみらしいつまみは食べず、晩ごはんがその役割だったので。

ちなみにグラフの6月上旬、いきなり78kg台までガクッと落ちている谷があります。
実はこれ、体重計の下に小石が挟まっていただけでした。
当時は「昨日のジンギスカンが効いたな」と本気で喜んでいたので、お恥ずかしい限りです。

で、もうひとつ変わったのが血圧です。
禁酒して1ヶ月くらいの頃、妻の付き添いで行った病院で測ったら、119-78
去年の健診が130-90、ひどいと150-100だったので、我ながらびっくりしました。
119-78という数字は、調子が良かった頃の水準です。
まあ1回測っただけなので言い切れませんが、体重は去年より重いのに、血圧だけ下がってる。
これはもう、減酒(いろいろあって外食ができず、実質は禁酒)のおかげじゃないかな、なんて思っています。

「特別な日だけ」ルールの実績:6週間で1回

このルール、実際どれくらい発動したのか。

1回です。

ある記念日のランチで、ワインを2杯だけ飲ませてもらいました。
ルールを決めて、まだ間もない頃です。
最初で唯一の「特別な日」でした。
そしてその晩から、また飲まない日々に戻りました。

面白いのはここからで、その後も「ご褒美で飲もうかな」というタイミングが3回ほどあったんです。
でも、全部流れました。
お酒が飲めるイベントは、なるべく逃したくなかったんです。
でも生きていると、いろんなことがあるもので。
週末の予定が、次々とキャンセルや延期の憂き目に遭いました。
結果として、意図せず1ヶ月以上、酒を飲まない日々が続いています。

こうして振り返ると、自分の意志というより、半分は巡り合わせで飲まずに済んでいる気もします。
それでも「特別な日だけ」と決めておいたことで、ずるずる飲みに戻らずに済んだのは確かです。

つらくなかったのか?

減酒はつらくなかったのか。
この問いには、「つらかった」と身も蓋もない答えになります。

ただ、世間でよく言われる「禁酒のつらさ」とは、種類が違いました。
眠れないとか、手が震えるといった体の症状をよく聞くと思います。
そういうものを覚悟していたのですが、僕の場合、本当にきつかったのは体ではなく、頭(気持ち)のほうでした。

一番きつかったのは、初日の夜です。
あれだけ胸が苦しくて怖い思いをしたのに、その日の夜にはもう「一杯くらいいいかな」と思っている自分がいました。
これが依存なんだな、と思いました。
助けになったのは、妻への宣言と、炭酸水でした。

このあたりのつらさと、どう乗り切ったかは、別の記事に詳しく書きます。

まとめ:「禁酒成功」ではなく「飲み方が変わった」

6週間やってみて、今こんな感じです。

  • 体重:83.4kg → 78kg台(−約5kg)
  • 血圧:130-90(最悪150-100)→ 119-78
  • 飲酒:6週間でワイン2杯だけ
  • 気持ち:まだ「もう自由に飲めないのか」とふと悲しくなるような焦燥感はある

こんな状態なので、まだ禁酒に成功した、なんて言うつもりはありません。
今も全然飲みたい気持ちにはなるし、特別な日が来たら飲むつもりです。
ただ、現状「毎晩4本が当たり前」だった生活からは、遠ざかれたのかな、と思います。

こうして記事にして改めて考えましたが、減酒のきっかけが深夜の胸の苦しさって、我ながらネガティブすぎるんですが。
でもまぁブログで、清潔感がどうこう言いながら、横に成長を続けて血圧まで上げてメタボになっていくのは、さすがに格好つかないので、変われるきっかけになったのは良かったとも考えています。
結婚を機に、ヒゲを脱毛して、歯医者に通って口臭ケアして外見を整え、いよいよ次は「体の中身」だったのかもしれません。

ここまで読んでくださった、ちょっと前の僕と同じような飲み方をしている方へ。
過度の飲酒をやめられるかどうかは、正直やってみないとわかりません。僕もまだ道半ばです。
ただ僕は、「胸が苦しくなる前に」始めたかったな、とも思っています。
他の記事で、現在の状況など共有していきますので、こんな方法で飲酒を減らせるなら一緒に始めてみるか、なんて思っていただけたら、恥を世界に公開している甲斐があるってもんだと思います。
ぼちぼち、一緒にやっていきましょう。

妻に褒められる旦那は、特別な日を、飲まずに楽しみに待ちます。

※本記事は個人の体験記録です。飲酒量が多い方の急な断酒は危険を伴う場合があります。
※体調に不安のある方は医療機関にご相談ください。

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